カンボジア全土観光ツアー · 21日 2月 2025

【カンポット州・ネイチャー】アンロンプリン景観保護区での野鳥観察

私はカンボジア日本語ガイドのゴマンと申します。

私は毎日、カンボジア旅行に来た日本人の皆様を案内しています。

私のツアーは初めての旅行でも、一人旅行でも、家族旅行でも安心です。本日は【カンポット州】アンロンプリン景観保護区での野鳥観察をご紹介します。

バードリサーチニュース2025年01月

アンロン・プリン景観保護区とは？

アンロン・プリン景観保護区は、カンボジアのカンポット州に位置し、特に渡り鳥の保護において重要な役割を果たしているエリアです。この保護区は、湿地帯が広がっており、渡り鳥にとって安全な避難場所と栄養豊富な餌場を提供しています。

毎年、12月から4月にかけて、渡り鳥たちは食物を求めてこの保護区に集まり、採餌を行います。その後、5月上旬に繁殖地に移動し、繁殖活動を行うために必要な環境へと向かいます。ツルなどの渡り鳥は、特にカンボジアのメコンデルタ地域での繁殖期には、重要な栄養源として利用されます。また、アンロンプリンとボンプレックルポウ景観保護区は、ツルの生態系の中で密接に関連しており、彼らの移動パターンと密接にリンクしています。

ツルの移動は非常に計画的で、採餌地と繁殖地の間で季節ごとに移動します。10月から11月には、繁殖地から採餌地へと移動を始め、4月から6月にかけて再び繁殖地へ戻ります。特に採餌期には、ツルは群れを成して行動することが多く、未婚の個体が集まって同盟を形成することもあります。

2024年末に実施された調査では、カンボジア全土のさまざまな場所で12羽のツルの個体数が確認され、これは保護活動の成果を示すものとして重要な意味を持ちます。このような調査結果は、今後の保護活動の指針となることでしょう。

このような渡り鳥の生態を保護するために、カンボジアではさまざまな活動が進められており、アンロンプリン景観保護区はその中心的な役割を担っていると言えます。

アクセス

名称	アンロン・プリン景観保護区。
住所	カンポット州
営業時間	・09時00分～ 17時00分。・野鳥観察は7時～17時。・入場は閉園30分前まで)
定休日	なし。
子供のチケット代	１０歳以上は無料。
大人のチケット代	５ドル
交通情報・アクセス	・プノンペンから車で3時間半。・カンポット市内から車で1時間半。
駐車場詳細	有り。