私はカンボジア日本語ガイドのゴマンと申します。 私は毎日、カンボジア旅行に来た日本人の皆様を案内しています。私のツアーは初めての旅行でも、一人旅行でも、家族旅行でも安心です。 本日はシェムリアップから北西へ約150kmのところにあるバンテアイチュマール遺跡を紹介します。
バンテアイチュマールは、カンボジアのシェムリアップ州に位置する、非常に歴史的価値が高い古代寺院遺跡です。この寺院は、クメール王朝の遺産であり、特にその壮大さや美しさ、そして「幻の千手観音」とも呼ばれる彫刻が注目されています。
バンテアイチュマールは12世紀に建設され、ジャヤヴァルマン7世の治世下で完成したとされています。この寺院は仏教寺院として建設され、特にその精緻な彫刻群と広大な敷地で有名です。ジャヤヴァルマン7世は、仏教を推奨した王であり、その影響を受けた建造物が多く、バンテアイチュマールもその一例です。
「幻の千手観音」という表現は、バンテアイチュマールに関連する伝説や伝承から来ていると思われます。この寺院の壁面や彫刻の中には、千手観音の姿が彫られているものもあり、その繊細で迫力のある彫刻が「幻の千手観音」と形容されることがあります。千手観音は、観音菩薩が千本の手を持ち、あらゆる存在を救済するという仏教の象徴的な存在です。その象徴性が、この寺院の彫刻にも色濃く反映されており、訪れる人々に強い印象を与えます。
また、この寺院が「幻の」と形容されるのは、その遺跡が長らく忘れられていたことにも由来しています。バンテアイチュマールは、シェムリアップの有名なアンコール遺跡群から少し離れた場所に位置しているため、長い間あまり注目されることがありませんでした。そのため、最近になって発掘が進み、再発見されたことから「幻の寺院」や「幻の観音」という表現が使われるようになったのでしょう。
バンテアイチュマールの最も印象的な特徴は、その精緻な彫刻です。壁面には神話や仏教の物語が彫られており、千手観音の彫刻もその中で重要な位置を占めています。
寺院は広大な敷地にわたっており、各所で発掘作業が行われているため、新たな発見が続いています。
観光地としてはまだ比較的静かな場所であり、アンコール遺跡群に比べて訪れる人が少ないため、静かな環境の中で歴史的な遺跡をじっくりと観賞することができます。
バンテアイチュマールはシェムリアップから車で約2時間ほどの距離にあります。そのため、アンコール遺跡群を訪れるついでに足を延ばして訪れることができます。近年、インフラが整備されてきているため、アクセスが以前よりも便利になっています。
「バンテアイチュマール」はその神秘的な魅力と歴史的な価値が高く、まだあまり観光客で混雑していない場所です。特にその精緻な彫刻と「幻の千手観音」の伝説が訪れる人々を魅了しています。仏教とクメール文化が融合したこの寺院遺跡は、歴史や文化に興味がある旅行者にとって、訪れる価値が十分にある場所です。
ジャヤヴァルマン7世が息子の菩提を弔うために建立した仏教寺院。 カンボジア北西部 にあり往時はアンコール地域とタイのピマーイを結ぶ交通の要衝に位置していた。 東西 800m、南北600mの広大な敷地の周囲に環濠がめぐらされ、 バイヨンと同じ建築様式 や装飾美術の特徴が随所に見られる。 全体的に崩壊が進んでいるが、回廊に刻まれた浮 き彫りが見事だ。 とくに22手を持つ珍しい観世音菩薩のレリーフは心見。チャンパ軍と の戦闘場面や宮中の様子なども写実的に描かれています。
修復が進む南 参道の乳海攪拌の欄干 。↓
東 塔門テラス↓
第1回廊↓
東の入り口↓
楣 (まぐさ)に描かれた、バ ラモンがブラフマー神とブラフマー神の乗り 物とされる
聖鳥ハンサにハープの音楽をさ さげるレリーフ。ブラフマー神のレリーフはカ ンボジア
全体でも数が少なく、非常に貴 重なものです。↓
中央塔↓
最も有名な観世音菩薩 (千手観音)のレリーフ↓
タ・プローム遺跡は、12世紀後半にジャヤヴァルマン7世という王様によって立ってられた仏教寺院です。
タ・ プロームの四面仏の塔。遠目からでもその 美しさが確認できです。↓
行ガイドブックに載ってないけど安全で癒される場所もたくさんあり、それらを詳しく知っているベテランの日本語ガイド仲間も大勢います。
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ツアーURL:バンテアイチュマール遺跡観光ツアー